改修工事が行われている南部大市立国際水泳場(組織委提供)=(聯合ニュース)
改修工事が行われている南部大市立国際水泳場(組織委提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】国際水泳連盟(FINA)主催の第18回世界水泳選手権が7月12日、韓国南西部の光州で開幕する。大会組織委員会は開幕まで約2カ月となった14日、ソウルの韓国プレスセンターで記者懇談会を開き、大会の準備状況について説明した。 組織委の趙泳澤(チョ・ヨンテク)事務総長は「大会施設と運営については当初の計画から大きく狂うことなく準備している」とし、現在は仕上げ作業を行っていると話した。 競泳と飛び込みが行われる「南部大市立国際水泳場」は観覧席をこれまでの3393席から1万席以上に増やす改修作業が進行中だ。組織委は現在、84%程度の作業が完了したと伝えた。 アーティスティックスイミング(AS)が行われる念珠総合体育館、水球が行われる南部大総合運動場、高飛び込みが行われる朝鮮大サッカー場も80%以上の作業が終了した。 競技場施設は5月中に全ての工事が完了する予定で、6月初めに開かれる東亜水泳大会を通じて施設や競技の進行状況などを点検する計画だ。 組織委はまた、市の中心部にある老朽化したマンションを建て替え、約6000人を収容できる選手村・メディア村として活用し、大会終了後に民間業者に引き渡す予定だ。     現在、約1000人の選手が大会に参加を申し込み、締切日の6月13日までには合計約7000人の選手が申し込むと組織委は予想している。 また大会運営のために約3100人のボランティアを含む3900人の運営スタッフを確保したという。 北朝鮮選手団の参加はまだ決まっていない。組織委は「南北合同チームを結成するために文化体育観光部、統一部、国際水泳連盟などと協議して多様な努力を続けているが、まだ北側の返事はない状況」と伝えた。  趙事務総長は今大会を通じて光州がグローバル化され世界的な都市になることを願うと期待した。また、水泳は韓国で不人気競技だが、今大会を通じて水泳が国民に愛される人気スポーツになるように努力すると伝えた。
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