北朝鮮が4日に発射した戦術誘導兵器(資料写真)=(聯合ニュース)
北朝鮮が4日に発射した戦術誘導兵器(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国軍の合同参謀本部は北朝鮮が9日午後4時半ごろ、北西部の平安北道・新五里から「未詳の飛翔体」を東の方向へ発射したと明らかにした。 北朝鮮は4日、240ミリと300ミリの放射砲(ロケット砲)や大口径放射砲、新型戦術誘導兵器を発射したばかり。 合同参謀本部は飛翔体について、「精密に分析中」とした。 新五里には「スカッド」や「ノドン」のミサイル基地がある。飛翔体は西から東の方向に発射されて内陸部を横断したとみられ、ミサイルの可能性がある。 米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は今年1月に発表した報告書で、「新五里のミサイル基地は南北軍事境界線から212キロ離れており、中距離弾道ミサイル『ノドン1号』の連隊が配備されている」と紹介した。また、北朝鮮が保有する約20カ所のミサイル運用基地のなかで最も古い基地の一つで、朝鮮人民軍戦略軍のノドンミサイル旅団本部が置かれていると伝えた。
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