上院歳出委員会国防小委員会の公聴会に出席したシャナハン氏(中央)=8日、ワシントン(EPA=聯合ニュース)
上院歳出委員会国防小委員会の公聴会に出席したシャナハン氏(中央)=8日、ワシントン(EPA=聯合ニュース)
「北飛翔体はミサイル」 米高官発言に「正式な分析結果ではない」=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国国防部のノ・ジェチョン副報道官は9日の定例会見で、北朝鮮が4日に発射した短距離飛翔体についてシャナハン米国防長官代行が「ロケットとミサイル」と述べたことに対し、正式な分析結果に言及した発言ではないとの立場を示した。

 ノ氏は、シャナハン氏は北朝鮮が飛翔体を発射した直後に軍から受けた報告内容に言及したようだとし、「韓米の情報当局は現在も(北朝鮮が発射した新型戦術誘導兵器などに)関連した事項を共同で精密分析中だ」と述べた。また、短距離飛翔体の正確な種類や仕様に関する韓米の分析には時間がかかるとの見方を示した。

 シャナハン氏は8日(現地時間)、上院歳出委員会国防小委員会の公聴会で、米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長から3日午後(同)に電話で「北朝鮮が今、ロケットとミサイルを発射している」との連絡を受けたと語った。北朝鮮の発射直後、米軍当局が飛翔体をロケットとミサイルと推定していたことを示している。


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