文大統領(左)とトランプ大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
文大統領(左)とトランプ大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は7日夜、トランプ米大統領と電話会談を行い、北朝鮮が非核化に向けた対話の軌道から離脱しないようにするとともに、可能な限り早期に非核化交渉を再開するための方策について議論した。韓国青瓦台(大統領府)の高ミン廷(コ・ミンジョン)報道官が明らかにした。 文大統領は北朝鮮が4日、戦術誘導兵器を含む短距離飛翔体を発射したことに関する韓国政府の立場を説明。「トランプ大統領が発信したツイッターのメッセージが北を引き続き肯定的な方向へけん引することに決定的な役割を果たすと思う」と評価した。 両首脳は北朝鮮の飛翔体発射後、両国政府が緊密に連携し、適切に対応したことが極めて効果的だったとの認識で一致した。 また、北朝鮮の食糧実態報告書について意見交換し、トランプ大統領は「韓国が人道的な観点から北に食糧を提供することは極めて時宜にかなうもので、肯定的な措置になる」と評価し、北朝鮮への食糧支援を支持する意向を示した。 両首脳はトランプ大統領が近いうちに韓国を訪問することについて緊密に協議していくことにした。  両首脳は約35分間会談した。会談は北朝鮮の飛翔体発を受けて行われたもので、両首脳の電話会談は21回目。2月28日、ベトナム・ハノイでの米朝首脳会談直後に行って以来となる。
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