VOAは専門家らを引用し、北朝鮮の今回の訓練は「弾道ミサイル実験」と規定して、「対北制裁緩和を拒否したトランプ米大統領に対する明白な挑戦でもあるが、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に圧力をかける意図があるようだ」と伝えた。
北朝鮮は去る4日午前、長距離発射砲(多連装ロケット砲/MLRS)と新型戦術誘導兵器発射訓練を実施した。多くの専門家は、北朝鮮側が訓練後に公開した写真を根拠に訓練に使用された「戦術誘導兵器」を新型短距離弾道ミサイルと推定している。
そのため、専門家の間では「北朝鮮の今回の訓練が弾道ミサイル活動を禁止した国連安全保障理事会決議違反」との指摘が出ている。
しかし、米政府当局者らはこれまでとは異なり、北朝鮮に対する公開的な非難を自制している。これは、北朝鮮の飛翔体が米本土に直接的な脅威となる大陸間弾道ミサイル(ICBM)ではない点とも関連があるとみられる。
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