サバハ首相と会談する李首相(左)=1日、クウェート(聯合ニュース)
サバハ首相と会談する李首相(左)=1日、クウェート(聯合ニュース)
【クウェート聯合ニュース】韓国の李洛淵(イ・ナクヨン)首相は1日(現地時間)、クウェートで韓国企業の現地進出を支援するため、セールス外交を始動させた。10日まで同国とコロンビア、エクアドルの3カ国を公式訪問するほか、ポルトガル、米国を経由する9泊11日の日程。 李氏はクウェートでサバハ首相と会談し、アルズールの石油化学団地事業(100億ドル=約1兆1100億円)など三つの事業や新都市建設事業への韓国企業の参画に関心を持つよう要請した。 また、サバハ首長を表敬訪問した際はインフラ発展や保健サービス強化などを目指す「国家ビジョン2035」に韓国政府がパートナーとして参加するよう要請した。 李氏は記者団に対し、「これこそが企業を支援する方法だと考える」として、「今後、クウェートが進める事業に韓国が参加する上で良い土台になると思う」と述べた。 李氏は韓国企業が施工した中東地域最長の海上橋梁の開通式に出席し、ソウル大病院が委託運営優先交渉権者に決まった現地の病院などを訪問した。2日には韓国企業が参加した製油工場の近代化事業現場、3日には仁川空港公社が委託運営するクウェート空港の第4ターミナルを訪れる。 李氏の訪問に合わせ、クウェートとコロンビアではビジネスフォーラムが開かれ、30社以上の韓国企業などが参加する。
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