旅行客で混み合う仁川国際空港(資料写真)=(聯合ニュース)
旅行客で混み合う仁川国際空港(資料写真)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国国土交通部が30日に発表した1~3月期の航空旅客数は前年同期比6.4%増の3057万人で、四半期ベースで初めて3000万人を上回った。国際線の旅客数が7.1%増の2301万人、国内線が4.4%増の756万人。 同部は旅客が増えた背景について、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)を重視する価値観の広がり、冬休みや旧正月連休といった季節的要因、格安航空会社(LCC)の供給座席数拡大などを挙げている。 国際線の旅客を路線別に見ると、中国線が前年同期比14.4%増の414万人で増加幅が最も大きかった。米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備を巡り韓中関係が悪化する前の2016年1~3月期(440万人)に迫る水準で、旅客数は一時の急減から回復を続けている。日本線は4.1%増の585万人。 国土交通部は、航空旅客の増加傾向は続くと見込み、航空路線の多角化や地方空港の活性化などを積極的に後押しする方針を示した。
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