李報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
李報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の李相旻(イ・サンミン)報道官は29日の定例会見で、南北関係が停滞していることを受け、韓国政府が関係改善を巡り短期的な速度調節に入ったとの見方について、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の4回目となる南北首脳会談の推進に全力を挙げるとの立場に変わりはないとの姿勢を示した。 李報道官は「大統領が南北首脳会談の形式や場所にこだわらず開催すると提案したことを受け、統一部としても会談の推進に万全を期すため、関係官庁と協議を続けている」と説明した。 文大統領は昨年4月27日に金正恩委員長との初の首脳会談で署名した「板門店宣言」から1年を迎え開かれた記念行事に送った映像メッセージで、「新しい道のため、ゆっくり来る方々を待たなければならない」として、「ときには難関の前で一息入れて一緒に道を探さなければならない」と言及した。 李報道官は2月末にベトナム・ハノイで開かれた米朝首脳会談後、南北合意の履行などが停滞しているのは事実としながらも、「南北共同宣言の徹底した履行を持続的に推進していくという立場には変わりはない」と述べた。
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