安保理の公開討論に出席した李次官(外交部提供)=23日、ニューヨーク(聯合ニュース)
安保理の公開討論に出席した李次官(外交部提供)=23日、ニューヨーク(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の李泰鎬(イ・テホ)第2次官は23日(米東部時間)に米ニューヨークで、女性と平和、安全保障に関する国連安全保障理事会の公開討論に出席し、「韓国政府は(旧)日本軍の慰安婦被害者の名誉と尊厳を回復し、この問題を歴史的な教訓とするための努力を続けていく」と表明した。高齢化した慰安婦被害者たちが苦しみを癒されることなく相次ぎ死去しているとしながら、このように述べた。

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 李氏は「韓国もまた、紛争下の性暴力による痛ましい経験をした国」としながら、紛争下での性暴力の根絶に向け国際社会の取り組みに賛同すると強調した。

 また、安保理が紛争地域での女性に対する性暴力の根絶などを促す決議を採択してから20年近くがたとうとするが、今もこうした性暴力が起きていると懸念を示した。問題に対応するには国際社会が紛争予防の重要性を再確認し、市民社会を含め利害関係者が協力する必要があると指摘した。

 李氏は、同決議に関連した定例の国際会議がアジアでは初めて、7月2~3日にソウルで開催されると紹介した。


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