展示会のポスター(国防部提供)=(聯合ニュース)
展示会のポスター(国防部提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は、昨年4月に南北軍事境界線がある板門店で南北首脳会談が開催されてから1周年となることを記念し、25日から来月26日までソウル・竜山の戦争記念館で特別企画展示会を開く。

 「強い国防が開く平和の道」をテーマに開かれる今回の展示会では、南北関係の主な沿革や南北首脳会談、昨年の同会談で発表した板門店宣言の履行のため昨年9月に署名された軍事分野合意書などに関するさまざまな記録、写真、映像が展示される。

 朝鮮戦争の激戦地だった非武装地帯(DMZ)の「矢じり高地」(江原道・鉄原)で戦死し、65年ぶりに遺骨が発見された故パク・ジェグォン二等中士(現在の兵長)が身に着けていた識別認識票や、北朝鮮の監視所(GP)の撤去準備のために軍事境界線を越えた作業員のヘルメットカメラが捉えたDMZの映像も鑑賞できる。

 国防部は、展示会について「平和定着を望んできた国民の願いとこれを実現しようとする絶え間ない努力、それを支える強い国防を紹介し、国民とコミュニケーションする場だ」と説明した。


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