強制徴用労働者を象徴する「労働者像」(資料写真)=(聯合ニュース)
強制徴用労働者を象徴する「労働者像」(資料写真)=(聯合ニュース)
【釜山聯合ニュース】韓国・釜山市の行政代執行により強制撤去された強制徴用労働者を象徴する「労働者像」の設置場所が28日に市民らが参加する「100人円卓会議」で最終的に決定される。 釜山市議会は22日、強制徴用労働者像建立特別委員会と協議し、円卓会議構成のための原則を決め、23日までに会議参加者を確定することで合意したと発表した。 会議には、像の設置のために貢献した市民をはじめ、労働者、青年、学生、歴史専門家、地方議員、女性団体や市民団体の会員らが参加する。 市議会関係者によると、会議は28日午後2時に開かれ、像の設置場所に関する最終合意案が導き出される予定だ。 像は日本総領事館近くの歩道に置かれていたが、12日に釜山市が強制撤去し、「国立日帝強制動員歴史館」に移した。 市側と、像を設置した団体側は17日、像を団体側に返還する内容が盛り込まれた合意文書を発表。釜山市議会を推進機関とする「強制徴用労働者像建立のための釜山市民100人円卓会議」を設け、メーデーの5月1日前までに会議で決めた場所に像を設置することにした。
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