韓国　けさのニュース（４月２２日）

◇経済活性化へ　大統領府が３大重点育成産業選定　　韓国青瓦台（大統領府）と政府は非半導体メモリー・バイオ・未来型自動車の３大分野を「重点育成産業」に選定し、政府レベルで育成する方針を決めた。これらの分野は韓国が世界的な競争力を持ち、中小企業との連携や雇用創出効果が大きい業種であることから、文在寅（ムン・ジェイン）政権の「革新成長」をけん引し、韓国経済全般に大きな活力を吹き込むと予想される。これにより、政府の積極的な財政支援に加えて規制緩和が加速化する可能性があるとの観測が出ている。◇東海岸沖でＭ３．８の地震発生　被害なし　気象庁は、２２日午前５時４５分ごろに東部・慶州北道蔚珍郡の東南東３８キロの海域でマグニチュード（Ｍ）３．８の地震が発生したと発表した。震源の深さは約２１キロ。気象庁は「被害はないものとみられる」とし、「海で発生したが、規模が小さくなく（揺れを感じた市民からの）通報が入っている」と説明した。◇文大統領　カザフ大統領と首脳会談へ　カザフスタンを国賓訪問中の文在寅大統領は２２日（現地時間）、同国のトカエフ大統領と首脳会談を行う。文大統領はこの日の会談で、韓国政府の新北方政策に対する協力を要請するとともに朝鮮半島非核化プロセスへの支持を求めると伝えられた。文大統領はナザルバエフ前大統領とも会い、カザフスタンが過去に行った非核化について経験を共有する予定だ。◇ソウルの最高気温２８度　中部で粒子状物資濃度上昇　２２日の天気は全国的に晴れで、平年より気温が高く初夏の陽気となりそうだ。最高気温はソウルで２８度など、西部地方を中心に２５度以上に上昇し、平年（１７～２２度）より４～７度高くなる見通し。中部地方では粒子状物質（ＰＭ）の濃度が上昇すると予想される。