金被告は1月30日に収監されており、77日ぶりに身柄拘束を解かれることになる。
高裁は元党員らの裁判で尋問が予定されている証人など、裁判に関わる人物との接触や連絡を禁じた。また、3日以上居住地を離れたり、出国したりする場合は事前に裁判所の許可を受けるよう命じた。保釈金は2億ウォン(約2000万円)。
文大統領の腹心だった金被告は元党員らと共謀し、2016年11月ごろから「共に民主党」候補の大統領選当選などのため、インターネット上で世論操作を行ったとして、業務妨害罪で起訴された。18年6月の統一地方選まで世論操作を続けることにし、その見返りとして仙台総領事のポストを提案したとして、公職選挙法違反の罪にも問われた。
今年1月30日に開かれた一審判決では業務妨害罪で懲役2年、公職選挙法違反の罪で懲役10か月、執行猶予2年が言い渡された。金被告は判決を不服として控訴し、先月8日に保釈を請求していた。
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