京畿道・城南のソウル空港(軍用空港)から中央アジア3カ国歴訪に出発した文大統領夫妻=16日、城南(聯合ニュース)
京畿道・城南のソウル空港(軍用空港)から中央アジア3カ国歴訪に出発した文大統領夫妻=16日、城南(聯合ニュース)
【アシガバート(トルクメニスタン)聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は16日、中央アジア3カ国歴訪の最初の訪問国、トルクメニスタンの首都アシガバートに到着した。 文大統領は17日、ベルディムハメドフ大統領と会談し、プラント・石油化学産業の協力拡大などについて議論する見通しだ。18日には韓国企業が完成させた同国初の大規模ガス化学プラントを視察する。 また、同日にウズベキスタンの首都タシケントに移動。19日にミルジヨエフ大統領と会談する。ウズベキスタン議会で韓国大統領として初めて演説するほか、ビジネスフォーラムに出席し、現地に進出した韓国企業関係者と懇談し、両国の経済協力の拡大などを要請する予定だ。 20日には高麗人が中心となって設立した「韓国文化芸術の家」の開館式に出席した後、同地の韓国系住民との懇談会を行う。 21日からはカザフスタンを訪れ、首都ヌルスルタンで独立運動家の桂奉禹(ケ・ボンウ)、黄運正(ファン・ウンジョン)の遺骨の返還式に出席する。また、独立運動家・洪範図(ホン・ボムド)の遺骨返還についてもカザフスタン側と協議する見通しだ。 22日にはトカエフ新大統領と会談する。同国で約30年にわたり大統領を務め、先ごろ辞任したナザルバエフ初代大統領とも会談し、核兵器を放棄した同国の非核化について説明を受ける。 文大統領は23日午前にカザフスタンを出発し、同日午後に韓国に帰国する予定だ。
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