ソウル市内のガソリンスタンドに表示されたガソリンや軽油の価格(資料写真)=(聯合ニュース)
ソウル市内のガソリンスタンドに表示されたガソリンや軽油の価格(資料写真)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国政府は12日、ガソリンと軽油、ブタンを主成分とする液化石油ガス(LPガス)に課す「油類税」の一時的な引き下げ措置の期限を8月末まで延長すると発表した。引き下げ幅は、従来の引き下げ措置期限の5月6日までは15%だが、翌日からは7%に縮小する。

 政府は国民の油類税負担を軽減するため、昨年11月6日から5月6日までの6か月の予定で油類税を15%引き下げた。その期限が近付く中、政府は5月7日から8月末までは引き下げ幅を7%に縮小した後、9月1日から元に戻すことにした。

 引き下げ幅を縮小しながらも、期間は4か月近く延長することになる。政府は国内外の石油価格の動向や市民と零細事業者の燃料費負担、消費に及ぼす影響などを総合的に踏まえ決定したと説明した。

 引き下げ措置の延長により、5月7日から8月末までガソリンは1リットル当たり58ウォン(約5.7円)、軽油は同41ウォン、それぞれ値下がり効果があると見込まれる。4か月近い延長期間中に油類税負担は約6000億ウォン軽減される見通しだ。


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