18年5月22日、ホワイトハウスで会談する文大統領(左)とトランプ大統領=(聯合ニュース)
18年5月22日、ホワイトハウスで会談する文大統領(左)とトランプ大統領=(聯合ニュース)
◇文大統領 11日にトランプ氏と首脳会談 文在寅(ムン・ジェイン)大統領はトランプ米大統領との首脳会談のため、10日に米ワシントンに向けて出発する。1泊3日の日程で、会談は11日(米東部時間)に開かれる。文大統領は2回目の米朝首脳会談が物別れに終わった後、膠着(こうちゃく)状態にある非核化交渉の再開に向けた糸口を探ることに注力する見通しだ。非核化を巡り、一括妥結を目指す米国に対し、北朝鮮は段階的な非核化を主張しており、双方の溝を埋められるか注目される。◇韓中日のFTA交渉会合 9~12日に東京で開催 韓国と中国、日本の3カ国による自由貿易協定(FTA)締結に向けた15回目の交渉会合が9~12日に東京で開催される。交渉会合の開催は昨年12月以来、約4カ月ぶり。今回の会合で、3カ国は商品・サービス市場の開放など争点となっている分野の進展状況を確認するとともに、中断している通関、競争、電子商取引などルール分野の分科別交渉も再開する予定にしている。◇検察が警察庁情報局を家宅捜索 違法査察・政治介入疑惑 警察庁本庁の情報局が違法な査察(調査)や政治介入を行った疑惑について捜査している検察は、同庁を家宅捜索して関連資料などを押収した。家宅捜索が行われたのは昨年11、12月に続き3回目。検察は朴槿恵(パク・クネ)政権時代に警察庁の情報局が政治家などを違法に査察したり選挙に不当に介入しようとした状況をつかみ、証拠を確保していると伝えられた。検察の捜査は李明博(イ・ミョンバク)元大統領の在任当時、情報警察が政治に違法関与した疑惑を裏付ける文書が大量に見つかったことに端を発し、警察庁による職権乱用疑惑へと拡大した。◇わいせつ写真流布で立件のロイ・キム 米国から帰国 わいせつ動画を隠し撮りしてインターネット上に流した疑いで逮捕された歌手兼タレントのチョン・ジュニョン容疑者(30)がメンバーだったコミュニケーションアプリ「カカオトーク」のグループトークにわいせつな写真を送信したとして立件された歌手のロイ・キム(本名キム・サンウ)さん(25)が、留学先の米国から帰国した。キムさんは近く警察の取り調べを受ける見通しだ。◇大韓航空会長死去で相続税約200億円 長男の経営権継承に課題も  韓国の大韓航空を中核とする財閥、韓進グループを率いてきた創業家出身の趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長(大韓航空会長)の死去により、長男の趙源泰(チョ・ウォンテ)大韓航空社長への経営権継承が順調に行われるかに関心が集まっている。遺族が支払わなければならない相続税は約2000億ウォン(約195億円)になると推計される。相続税は分納も可能だが、高額のため株式の一部を現金化して支払われる可能性もある。財界関係者は「趙氏一家が保有する現金などの資産が、相続税問題を解決できる規模かどうかが鍵となる」と述べた。 ◇消防官の国家公務員転換に言及 韓国首相  李洛淵(イ・ナクヨン)首相は、北東部の江原道で4日に発生した大規模な山火事に関する関係閣僚会議で「国家の総力を挙げた対応がどれだけ効果的かを痛感した」と述べ、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の公約でもある消防官の地方公務員から国家公務員への転換の重要性を強調した。また、被害規模の調査は今月中旬までかかるとの予想を示し、必要であれば補正予算の編成も検討するよう要請した。
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