韓国マクドナルド、ハンバーガー病に「当社商品の摂取が該当疾患の原因と認めるのは難しい」
韓国マクドナルド、ハンバーガー病に「当社商品の摂取が該当疾患の原因と認めるのは難しい」
韓国マクドナルドが5日、物議となったハンバーガー病(溶血性尿毒症症候群/HUS)に関して「当社商品の摂取が該当疾患の原因と認めるのは難しい」との立場を示した。また、「食品の安全は韓国マクドナルドの最も重要な原則」とし、「マクドナルドは良い品質の安全な製品を提供している」と強調した。

 最近、市民団体「政治をする母親たち」が大統領府前で「韓国マクドナルドのハンバーガー病国家賠償請求訴訟」を要求するなどし波紋を広げたため、すぐにその立場を出したものだ。団体はハンバーガー病に対して疾病管理本部と新薬処が現場点検を正しくおこなわなかったと主張した。

 これに対して韓国マクドナルドは「6か月間を超える司法当局の調査過程を終えた。ソウル中央地方検察庁は当社に嫌疑なし処分を下した」と伝えた。続けて、「溶血性尿毒症症候群はその発病原因と肝炎経路が多様な点、該当患者(子供)の潜伏期間が医学的・化学的潜伏期とは合わない点、ハンバーガーが熟していなかったという主張を認める根拠がない点、そして該当患者が食した製品が牛肉ではなく豚肉のパテという点などが背景」と説明した。

 韓国マクドナルドはまた「食の安全に関する厳格な基準と管理プロセスを持っている。顧客に良い品質の安全な製品を提供し、安心と信頼を届けることは会社の変わらない大切な原則」と述べた。

 一方、被害児童は2016年9月、ハッピーミールセットを食した後、出血性腸炎に続いてHUBの診断を受けた。2か月の入院を強いられ、その後、腎臓障害2級判定を受けて腎臓の90%以上が損傷し、毎日10時間以上の腹膜透析治療を受けている。

 韓国マクドナルド側は「患者さんとその家族が抱えるものに対しとても残念に思う。お子様の健康が回復するよう人道的に支援したい」と伝えた。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0