インタビューに答えるTERU=(聯合ニュース)
インタビューに答えるTERU=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】今年でデビュー25周年を迎えるロックバンドGLAYが6月29、30の両日、ソウル・KBSアリーナで初の韓国公演を開催する。ボーカルのTERUは5日までにソウルで行った聯合ニュースとのインタビューで、「日本でもツアー中に韓国からファンが来てくれて、25年間待たせてしまったかなというのが正直な話。(韓国公演が)やっとできてすごくうれしい」と意気込みを語った。

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 TERUは韓国の音楽業界について、「なぜ韓国の音楽が好きかというと、ヒップポップブームが日本より早く、ダンスミュージックもアジアでいち早くできた国だと思うから。ミュージックがどんどん繁栄していく姿を見ていて、一度韓国に出向いてそういうブームを肌で感じたいということもあった。日本でもそういうブームが来てほしい」と話した。また、「(韓国のバンド)『ザ・ローズ』が好きで、そういうバンドとも一緒にコラボできたらいいなと思っている。韓国と日本でロックを盛り上げていきたい」と意欲を見せた。

 TERUは韓国男性グループのPENTAGON(ペンタゴン)の日本メジャーデビュー曲を手がけ、話題となった。「PENTAGONのスタッフがGLAYのスタッフをしていた人。デビュー曲を書いてほしいというオファーがあって快く受けた」といい、「PENTAGONのスタジオでレコーディングしたが、エンジニアが20代前半だった。作業がとても速く、韓流ミュージックをつくるシステムを垣間見ることができ、日本も少し頑張らなきゃと思った。若い人たちがどんどん育っている気がした。日本はなかなか若い世代の人たちを成長させていく環境がなかったりするので勉強になった」と振り返った。そして、「PENTAGONは自分たちが作詞作曲しているので、いい曲ができたらすぐヒットするんじゃないかと思っている」と応援のメッセージを送った。

 今後の韓国アーティストとのコラボに関しては、「まだないが、願望としてはザ・ローズと一緒にやってみたい」と名前を挙げた。

 「最高のGLAYを届けに来るので、一緒に歌って踊って最高の2日間にしよう。楽しみにしている」と公演に向けた意気込みを語った。


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