大麻供給者の検挙で始まった仁川(インチョン)地方警察庁の“財閥一家3世事件”の関係者は計4人が捜査線上に挙がったことが伝えられた。

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 仁川地方警察庁麻薬捜査隊は2日、「現在まで伝えられている通り、今回供給者のイ氏(27)の検挙で捜査線上に挙がったSKグループ3世チェ氏(31)、現代グループ3世チョン氏(28)だ」とし、「捜査対象は、供給者を含めて計4人だ」と伝えた。

 続けて「供給者は、財閥一家ではなく平凡な家庭の一般市民で、残りの1人は財閥一家ではない」とし、「まだ伝えられていない1人については、捜査中である関係で具体的な犯行事実や身元を伝えられない」と明らかにした。

 警察は、ことし3月に麻薬類管理に関する法律違反(大麻)容疑で、供給者のイ氏を拘束した。その後、イ氏の供述をもとに変種大麻を常習的に購入した容疑でSKグループ創業者の故チェ・ジョンゴン会長の孫となるチェ氏がつかまり、調べを受けた。

 チェ氏は警察の調べで「好奇心で大麻を購入して使用した」と大麻購入容疑や使用容疑を認めた。

 調査の結果、チェ氏は昨年3月から最近まで、イ氏から計15回に渡って高濃縮の液状変種大麻を購入して吸引したことが分かった。また最近まで身元不明者から大麻を購入して3回吸引するなど、計18回に渡って吸引したという。

 チェ氏が購入した大麻の金額は時価700万ウォン(約70万円)相当。

 警察は、大麻購入容疑で共に立件されたが海外滞在中の、現代グループの故チョン・ジュヨン名誉会長の孫のチョン氏については召喚を通告する予定だ。

 また供給者のイ氏から購入した容疑で残り1人に対しても検挙の方針だという。

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