検察によると、金前長官は同部が所管する機関の役員公募で、一部の志願者に面接関連の資料を事前に渡すなどして、採用に介入した疑いがもたれている。また、朴槿恵(パク・クネ)政権で任命された機関の役員のうち、辞表の提出を拒否している役員に対する監査を指示したとされる。
令状審査ではこれらの行為が不当な人事介入か、正当な人事権行使なのかを巡り、激しい攻防が繰り広げられると予想される。
金氏は文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後の2017年から18年まで環境部長官を務めた。
逮捕状が発付されれば、金氏は文政権の閣僚出身で、初めて逮捕されることになる。一方、棄却されれば、数か月間続いた検察の捜査に支障が出るのは必至だ。
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