2018年の「西海守護の日」記念式典(資料写真)=(聯合ニュース)
2018年の「西海守護の日」記念式典(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】2002年に起きた韓国と北朝鮮の銃撃戦「第2延坪海戦」、10年の韓国海軍哨戒艦「天安」撃沈事件と延坪島砲撃事件で北朝鮮の軍事挑発から黄海を守り犠牲になった人たちをたたえる「西海(黄海)守護の日」の記念式典が22日、中部の国立墓地、大田顕忠院で催される。

 韓国政府は犠牲者を「西海守護55勇士」として悼み、国土守護の決意を新たにしようと、2016年から3月第4金曜日を「西海守護の日」に定め、記念式典などを開いている。今年で4回目。

 国家報勲処によると、「彼らの犠牲と献身、平和と繁栄で報います」と掲げる式典には犠牲者の遺族や将兵、各界の代表、市民ら約7000人が参列する。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は昨年に続き今年も出席しないもよう。李洛淵(イ・ナクヨン)首相が出席する。

 式典に先立ち、遺族の代表や軍の主要関係者は第2延坪海戦、延坪島砲撃による犠牲者の合同墓地と天安撃沈事件犠牲者の合同墓地を参拝する。

 各地の報勲官署や犠牲者の出身校による現場訪問や追悼式も行われる。また、海軍本部と天安艦財団主催の天安艦勇士追悼行事が26日に、白ニョン島海上慰霊祭が27~28日に開催される予定だ。


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