答弁する李洛淵首相=20日、ソウル(聯合ニュース)
答弁する李洛淵首相=20日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の李洛淵(イ・ナクヨン)首相は20日、2月末の2回目の米朝首脳会談が物別れに終わった後、米朝対話が膠着(こうちゃく)状態にあることと関連し、「米国が完全な非核化を具体化するための大きい提案をし、北がこれに応える準備ができていなかった」との見方を示した上で、「米国の大きい提案に北が応えることにより、非核化の意思を立証する局面になった」と述べた。国会で開かれた外交、統一、安全保障分野の「対政府質疑」で答弁した。 また、米朝会談では朝鮮戦争の終戦宣言や北朝鮮に米国の連絡事務所を開設することに関連して相当なレベルまで議論が行われたと伝えた。 北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官が記者会見で韓国政府について「仲介役ではなくプレイヤー」と言及したことに関しては、「文在寅(ムン・ジェイン)大統領の役割に多くを期待しているという意味と受け止められる。もう少し強くやれという意味ではないか」と述べた。
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