上院軍事委員会の公聴会で発言するシャナハン国防長官代行=(UPI=聯合ニュース)
上院軍事委員会の公聴会で発言するシャナハン国防長官代行=(UPI=聯合ニュース)
【ワシントン聯合ニュース】米国のシャナハン国防長官代行は14日(現地時間)、上院軍事委員会の公聴会で、韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官が今月末に訪米すると明らかにした。韓米合同軍事演習の進行状況や結果について議論するという。 シャナハン氏は韓米合同軍事演習について「今年三つの理由で再設計された」とした上で、平和プロセス支援、作戦統制の側面での韓国の責任拡大、基本的な準備態勢維持のためのものだと説明した。 韓米合同の大規模指揮所演習の規模が縮小されたことで戦闘能力が低下したり、準備態勢に支障が生じたりするのではないかとの質問には「準備態勢は維持する」と答え、戦闘能力低下はないとの認識を示した。 また、在韓米軍のエイブラムス司令官と個人的な対話を交わしたとしながら「(戦闘能力の)低下はないだろうと断言できる。われわれは必要な能力を備える」と述べた。 韓米の軍当局は今月3日、毎年春に実施してきた大規模指揮所演習「キー・リゾルブ」と野外機動訓練「フォールイーグル」の打ち切りを発表した。キー・リゾルブに代わる新たな韓米演習「19―1同盟」は4~12日に実施された。野外機動訓練もフォールイーグルの名称を廃止し、小規模な部隊による訓練を年間を通じて実施する。
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