李度勲・朝鮮半島平和交渉本部長(資料写真)=(聯合ニュース)
李度勲・朝鮮半島平和交渉本部長(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長は15日、訪韓中の日本外務省の金杉憲治アジア大洋州局長と会談する。2回目の米朝首脳会談の結果を受け、対北朝鮮政策を調整し、今後の対応方向について議論するとみられる。

 李氏と金杉氏は先週、米ワシントンで国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表と3カ国協議を行っている。

 一方、李氏は19日にロシア・サンクトペテルブルクでモルグロフ外務次官と会談する。

 また、20~21日にはベルギー・ブリュッセルの欧州連合(EU)本部を訪問し、政治安全保障理事会で演説。欧州対外行動庁のシュミット事務局長と会談する。

 韓国外交部の金仁チョル(キム・インチョル)報道官は14日の定例会見で、李氏のロシアとEU訪問について、「北の核問題の当事者として、われわれの立場を主要関連国に説明し、支持を得るための目的や国際社会の北の核問題、朝鮮半島問題の解決の意志を結集させるための努力の一環」と説明した。

 韓国政府は中国側との協議も調整する方針とされる。


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