韓国の都鍾煥(ト・ジョンファン)文化体育観光部長官、北朝鮮の金日国(キム・イルグク)体育相、IOCのバッハ会長は先月15日、東京五輪での南北合同チーム結成に向けた3者会談を開き、バスケットボール女子、ホッケー女子、柔道、ボートの4競技で結成することに合意。カヌーと卓球は結論を出せず、協議を続けることにした。
IOCは3者会談の合意内容や追加競技の検討を踏まえ、理事会で合同チーム結成競技に対する承認手続きを取る。
合同チームを結成する競技がIOCで確定すれば、南北合同の練習日程も固まる見通しだ。IOCは五輪の予選から南北合同チームで出場すべきだとしており、合同練習で競技力を引き上げ出場権獲得を目指す。
南北は東京五輪の開会式での合同入場行進も予定している。開会式での南北合同入場は00年のシドニー五輪に始まり、18年の平昌冬季五輪とアジア大会に続き東京五輪で12回目となる。
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