2月15日に会談した(右から)金日国氏、バッハ氏、都鍾煥氏=(聯合ニュース)
2月15日に会談した(右から)金日国氏、バッハ氏、都鍾煥氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮の選手が2020年東京五輪で合同チームを結成する競技が、26日から28日までスイス・ローザンヌで開かれる国際オリンピック委員会(IOC)理事会で確定する。

 韓国の都鍾煥(ト・ジョンファン)文化体育観光部長官、北朝鮮の金日国(キム・イルグク)体育相、IOCのバッハ会長は先月15日、東京五輪での南北合同チーム結成に向けた3者会談を開き、バスケットボール女子、ホッケー女子、柔道、ボートの4競技で結成することに合意。カヌーと卓球は結論を出せず、協議を続けることにした。

 IOCは3者会談の合意内容や追加競技の検討を踏まえ、理事会で合同チーム結成競技に対する承認手続きを取る。

 合同チームを結成する競技がIOCで確定すれば、南北合同の練習日程も固まる見通しだ。IOCは五輪の予選から南北合同チームで出場すべきだとしており、合同練習で競技力を引き上げ出場権獲得を目指す。

 南北は東京五輪の開会式での合同入場行進も予定している。開会式での南北合同入場は00年のシドニー五輪に始まり、18年の平昌冬季五輪とアジア大会に続き東京五輪で12回目となる。


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