ソウルで開かれた南北文化遺産政策フォーラムの発足式の様子=8日、ソウル(聯合ニュース)
ソウルで開かれた南北文化遺産政策フォーラムの発足式の様子=8日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】文化財に関する南北間の交流や協力について議論し、関連政策を講じる韓国政府の諮問機関「南北文化遺産政策フォーラム」が8日、発足した。 文化財庁はソウルで発足式を開き、同フォーラムの運営の方向性や役割について説明した。 文化財庁の臨時組織「南北文化財交流事業団」を支援する同フォーラムは、年末までに非武装地帯(DMZ)の文化財の保存策と活用策を講じ、2020~21年には南北文化遺産全般の保存策と活用策を研究する。 今年は6回の会議を開催し、南北によるDMZの世界文化遺産登録推進、歴史遺跡や建築遺産の保存、総合学術調査推進などを取り上げる。 同フォーラムは各界の専門家約50人で構成され、運営委員は15人。考古学者の崔秉鉉(チェ・ビョンヒョン)崇実大名誉教授が運営委員長を務める。 文化財庁の鄭在淑(チョン・ジェスク)庁長は「南北文化財交流は民族の当面の課題だ。南北が手を取り合い、韓民族共同の文化財を保存し活用するシステムを構築する」と述べた。
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