半導体研究の様子=(聯合ニュースTV)
半導体研究の様子=(聯合ニュースTV)
【世宗聯合ニュース】韓国企画財政部は8日、韓国の2018年の海外直接投資額(送金額ベース)は前年比11.6%増の497億8000万ドル(約5兆5500億円)だったと発表した。半導体業界のM&A(合併・買収)などが影響し、4年連続で増加して過去最高を更新した。 業種別の比率は製造業が32.9%で最大となり、次いで金融・保険業(32.6%)、不動産業(10.2%)、卸・小売業(4.9%)、鉱業(4.3%)の順。 地域別の比率はアジアが34.1%で最も大きく、欧州(23.5%)、北米(22.8%)、中南米(16.3%)などが続いた。 国別では米国への投資が21.7%を占めた。次いでケイマン諸島(12.4%)、中国(9.6%)、香港(7.0%)、ベトナム(6.4%)の順。 昨年の海外直接投資額が過去最高を記録した主因は、半導体業界を中心としたM&Aと分析される。半導体大手のSKハイニックスが東芝メモリの買収に加わり、代金をケイマン諸島にある特別目的会社(SPC)に送金したことで投資額が膨らんだ。
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