昨年のジャカルタ・アジアパラ大会で合同入場を行った南北の選手(共同取材団)=(聯合ニュース)
昨年のジャカルタ・アジアパラ大会で合同入場を行った南北の選手(共同取材団)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】大韓障害者体育会の李明浩(イ・ミョンホ)会長は7日、聯合ニュースの取材に対し、2020年の東京夏季パラリンピックに北朝鮮と合同チームを結成して出場することを目指すと明らかにした。今月中に国際パラリンピック委員会(IPC)に韓国側の意向を正式に伝えるという。 李氏は「IPCと協議した後、北側との実務協議を推進し、合同チームの結成を具体化する」と話した。 南北は東京五輪については、少なくとも女子バスケットボール、女子ホッケー、ボート、柔道の4競技で合同チームを結成することで合意したが、パラリンピックについては具体的な議論はされていないという。 李氏は「北側も合同チームの結成を希望しているものと承知している」とし、「協議がスムーズに進めば、3競技程度で合同チームを結成できるだろう」と話した。 南北は障害者アスリートの国際大会で一度合同チームを結成した実績がある。昨年インドネシアで開催されたジャカルタ・アジアパラ大会での開会式に国際大会では初めて合同入場を行い、卓球と水泳の2競技で合同チームを結成した。 韓国のIPC関係者によると、IPCも南北合同チーム結成に前向きな立場だという。
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