韓国　けさのニュース（３月７日）

◇北朝鮮のミサイル施設　復旧事実なら「非常に失望」　トランプ米大統領は６日（現地時間）、北朝鮮が北西部の東倉里にあるミサイル発射場の復旧を進めているとの情報について、事実なら金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党委員長）に「非常に失望するだろう」と述べた。ホワイトハウスで記者団に語った。ミサイル発射場の復旧が事実と確認されれば、対北朝鮮政策が強硬姿勢に戻る可能性があるなど、米朝対話の再開に大きな影響を与えるとみられる。◇ＰＭ２．５ようやく一息　ソウルの濃度「普通」に　　ソウルの微小粒子状物質（ＰＭ２．５）の濃度は７日、「普通」レベルに回復した。ソウル市はこの日午前６時にＰＭ２．５注意報を解除したが、非常低減措置は引き続き実施される。国立環境科学院は「強い北風の影響で大気の拡散が円滑になり、ほとんどの地域で『普通』レベルに回復する」と予測した。 ◇文大統領「朝鮮半島の平和をアジア全体へ」　文在寅（ムン・ジェイン）大統領は、１０日からのブルネイ、マレーシア、カンボジア歴訪を前にアジアの主要紙連合「アジア・ニュース・ネットワーク（ＡＮＮ）」に寄稿し、「朝鮮半島の平和がアジア全体の平和と繁栄につながることを期待する」と述べた。共通点の多い東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）と韓国は最適なパートナーとして協力の成果を最大化できるとの考えを示した。◇女優チャン・ジャヨンさん自殺から１０年　疑惑解明なるか　女優のチャン・ジャヨンさんが「酒席の同席や性的な接待を強要された」とのメモを残して自殺してから、きょうで１０年が経った。うやむやな形で捜査が打ち切られたこの事件について昨年再捜査に着手した検察は、今月末に結果を発表する予定だ。当時接待の現場を直接目撃したという女優のユン・ジオさんは、このほど１０年間の記録を収めた本を出版。ずさんな捜査を批判し、検察による真相究明を求めた。