2月にソウルで会合した李本部長(左)とビーガン代表=(聯合ニュース)
2月にソウルで会合した李本部長(左)とビーガン代表=(聯合ニュース)
【ワシントン聯合ニュース】訪米した韓国外交部の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長は6日(米東部時間)、米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表とワシントンで会い、2月末の2回目の米朝首脳会談が物別れに終わったことを受けた今後の対応を協議した。米国務省は同日、両氏と日本外務省の金杉憲治・アジア大洋州局長が会合したと伝えた。

 米国務省は「ビーガン代表が韓国側カウンターパートの李本部長、日本側カウンターパートの金杉局長と会い、北朝鮮の最終的かつ完全に検証された非核化(FFVD)達成に向けた持続的で調整された取り組みについて議論した」と明らかにした。同省はこの日にビーガン氏と李氏による2国間会合と別に、金杉氏を交えた韓米日会合が開かれると事前に伝えていた。

 李氏はビーガン氏から2回目米朝首脳会談の結果の説明を受け、北朝鮮との今後の交渉の方向性を議論するために訪米。前日にワシントン近郊のダレス空港で記者団に、「ハノイでの(米朝)首脳会談の結果を米側がどう評価するのか、この先どう進めていくのか、傾聴するつもり」としながら、「最も重要なのは米国と北が早期に再会し、(対話の)プロセスを続けること」と述べた。


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