差し押さえ手続きには同団体や被害者の弁護団、別の市民団体「太平洋戦争被害者補償推進協議会」などが参加する。
三菱を相手取り元勤労挺身隊員らが起こした訴訟で、最初に5人が提訴した訴訟は昨年11月29日に勝訴が確定した。別の被害者が起こした訴訟も2件ある。
大法院判決を受け、弁護団は三菱側に対し、2月末までに判決の履行を協議する交渉を求め、先月には原告の一部が東京の本社を訪れ、誠意ある答弁を促した。
市民団体は「三菱側が判決の履行を拒否している中、高齢である原告が相次いで死去している」として、「先月も交渉の要請に応じず、与えられた和解の機会も自ら逃した。確定判決に基づき、強制執行の手続きに入る」との方針を明らかにした。
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