ホー・チ・ミン初代国家主席の墓に献花する金委員長(中央)=(聯合ニュースTV)
ホー・チ・ミン初代国家主席の墓に献花する金委員長(中央)=(聯合ニュースTV)
【ハノイ聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)は2日、ベトナム・ハノイで開かれた2回目の米朝首脳会談やベトナム公式訪問の日程を終え、帰国の途に就いた。 金委員長は同日午前、ベトナムのホー・チ・ミン初代国家主席の墓に献花した後、専用車で中国との国境に近いベトナム北部のドンダン駅に移動。特別列車で国境を越えて北朝鮮に向かう。 金委員長が中国で広州など南部の改革開放を象徴する都市を視察するか、北京に直行し習近平国家主席と会談するか、そのまま平壌に直帰するかなどは確認されていない。 ドンダン駅から平壌までは3800キロ以上離れており、約66時間かかる。 金委員長は2月26日、特別列車でドンダン駅に到着。27~28日にトランプ米大統領と非核化などを巡る協議を行ったが、合意に至らなかった。 トランプ大統領は28日に帰国したが、金委員長は1日、ベトナム公式訪問を開始した。北朝鮮の最高指導者としては55年ぶりのベトナム訪問で、ベトナム当局は国賓として迎え入れる方針を示していた。 金委員長はグエン・フー・チョン共産党書記長らと相次いで会談した。北朝鮮の朝鮮中央通信は金委員長がチョン書記長に対し、「すべての分野で協力や交流を正常化し、新しい段階に発展させなければならない」と呼びかけたと伝えた。ベトナムを訪問した金委員長=(聯合ニュース)[

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