韓国　けさのニュース（２月２２日）

◇きょう韓印首脳会談　朝鮮半島平和プロセスへの支持確認　文在寅（ムン・ジェイン）大統領は２２日、青瓦台（大統領府）でインドのモディ首相と会談する。文大統領は韓国政府が推進している朝鮮半島の平和プロセスに対するインド側の支持を改めて確認するとともに、これを土台に国際社会の平和・繁栄に向けた協力策を協議する見通しだ。両首脳は会談で「特別戦略的パートナー関係」としての両国の実質的な協力をこれまでの貿易・投資、人的・文化交流の分野からインフラ・科学技術・宇宙・防衛産業などの分野に拡大する案を議論するものとみられる。◇全国的に粒子状物質の濃度上昇　低減措置実施　　韓国の済州島を除いた全国で２２日、粒子状物質（ＰＭ）の濃度が高い場合に自動車の運転などを制限する措置が実施される。粒子状物質の濃度は午前中に首都圏、江原道西部、大田、世宗、忠清南道、光州、全羅北道などで「非常に悪い」レベルまで上昇する可能性もある。昼間の最高気温は７～１４度で、平年並みか少し高くなりそうだ。◇米朝首脳会談の実務協議　大量破壊兵器凍結問題も議題に　北朝鮮と米国が２回目の朝米（米朝）首脳会談に向けてベトナム・ハノイで実務協議を開始した。米政府関係者は北朝鮮の非核化について「非常に迅速で大きく動かさなければならない」と述べた。この関係者は北朝鮮の核・ミサイルなど大量破壊兵器の凍結問題を優先順位の高い議題の一つとして言及し、実務協議で議論される可能性を示唆した。◇正恩氏は専用列車でベトナム入りか　中朝国境のホテル宿泊不可に　北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党委員長）が２回目の朝米首脳会談が開かれるベトナム・ハノイまで専用列車で移動するとの報道がある中、北朝鮮と国境を接する中国・遼寧省丹東市でホテルが予約を受け付けないなどの動きが出ている。金委員長の専用列車が平壌から中国に入る動きにみえるが、専用列車は空で走り、金委員長は専用機「チャムメ（オオタカ）１号」を利用してハノイまで移動する可能性もある。 ◇私立幼稚園の会計システム導入拒否　厳しく対応へ　　韓国政府の財政支援を受ける私立幼稚園で公費の横領・流用など多数の不正が行われていたことを受け、来月から一定規模以上の私立幼稚園で国家会計システムの使用が義務化される。これに先立ち、教育部や国税庁、公正取引委員会などはシステム導入を拒否する違法な集団行動への対応策を協議するため会議を開く。当局は導入を拒否した幼稚園に対し、行政処分、監査、刑事告発の３段階で対応することを決めた。