折り畳んだときも薄型になるよう、新素材を利用してディスプレーの厚みを通常のスマホに比べ約50%薄くした。7.3インチのディスプレーを内側にして本のように自然に開いたり閉じたりできる。開閉を20万回繰り返しても変形しない耐久性を備えており、1日に100回開閉するなら6年ほど使える計算になる。
折り畳んだ状態でもスマホの全ての機能を使え、開くと大画面に切り替わる。大画面では画面を2分割または3分割して複数のアプリを同時に使用できる。左側の画面で動画を見ながら右上の画面でインターネットブラウザを実行し、右下で対話アプリを使うといった使い方が可能だ。
また、計6台のカメラを搭載し、折り畳んでいても開いていても、スマホをどの向きに持っていても、撮りたい瞬間を逃さずカメラに収めることができる。
スマホ事業を率いるサムスン電子の高東真(コ・ドンジン)社長は、ギャラクシーフォールドは「完全に新しいカテゴリーの製品」だとし、「従来のスマホの限界を超え、プレミアム・フォルダブル機器の使用経験を提供するだろう」と語った。
ギャラクシーフォールドは韓国を含む世界市場で4~6月期に発売される。発表イベントで壇上に立ったサムスン電子幹部は4月26日から発売すると発表した。価格は1980ドル(約22万円)から。
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