北朝鮮の住民らの間で“ノーベル平和賞”への関心高まる=RFA(提供:news1)
北朝鮮の住民らの間で“ノーベル平和賞”への関心高まる=RFA(提供:news1)
北朝鮮の住民らの間で金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長のノーベル平和賞受賞の可能性に対するうわさが広がっていると20日、米国自由アジア放送(RFA)が報道した。

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 RFAは平壌の幹部消息筋を引用してこのように伝えた。

 同消息筋はRFAに「最近2回目の朝米(米朝)首脳会談が近づき、住民らの中で“ノーベル平和賞”に対する関心が高まっている」とし「シンガーポール1回目の朝米首脳会談以降、当局で公演会などを通じて、金正恩のノーベル平和賞受賞の可能性を大々的に宣伝し始めた」と伝えた。

 同消息筋は続けて「ノーベル平和賞があるという事実が初めて内部に伝えられたのは、昨年6月末から」とし、「1回目の朝米首脳会談と北南(南北)会談が相次いで行われ、当局が配布した資料にノーベル平和賞に対する宣伝が含まれていた」と付け加えた。

 咸鏡北道の消息筋もRFAに「最近多くの住民らがノーベル平和賞に関心を示している」とし「2回目の朝米首脳会談を控えて、ノーベル平和賞が改めて関心を受けることになったのは、当局が住民に金正恩偶像化宣伝を続けてきたため」と伝えた。

 RFAの報道内容が事実である場合、多くの北朝鮮住民たちが2回目の米朝首脳会談の開催事実を把握しているという意味になり、注目される。

 北朝鮮メディアは同日まで、2回目の米朝首脳会談の開催事実を公式に報道していない。


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