2月9日、ソウルで会談した李氏(左)とビーガン氏=(聯合ニュース)
2月9日、ソウルで会談した李氏(左)とビーガン氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長と米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表が、2回目の朝米(米朝)首脳会談が開かれるベトナム・ハノイで会談する方向で調整を行っていることが19日、分かった。 ビーガン氏は首脳会談に向けた北朝鮮の金赫哲(キム・ヒョクチョル)国務委員会対米特別代表との実務協議のため、20日ごろワシントンを出発するとの見方が出ている。 実務協議は22日ごろ、ハノイで始まる可能性が高く、李氏とビーガン氏の会談は今週中にも行われる見通しだ。トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が発表する「ハノイ宣言」に盛り込まれる非核化措置と米側の相応の措置について議論するとみられる。 一方、朝米首脳会談後、米側の高官がソウルか東京、北京を訪れ、会談の結果を説明する可能性がある。韓国の外交部当局者は「韓米の間で協議が進められている」と述べた。 昨年6月の1回目の朝米首脳会談後にはポンペオ国務長官がソウルを訪問。康京和(カン・ギョンファ)外交部長官や河野太郎外相と会談し、共同記者会見を開いた。 ただ、今回はポンペオ氏が会談後に別の予定があるとの情報もあり、当時のような3カ国会談が開催されるかどうかは不透明だ。
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