キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ
北京の消息筋によると、金委員長が数百人の随行団を率いてベトナムまで移動できる方法は専用機と中国航空機の賃借、専用列車の三つがある。
現在のところ専用機「チャムメ(オオタカ)1号」を利用する方法が有力だ。同機は旧ソ連で製造されたイリューシン(IL)62Mを改造したもので、航続距離は1万キロに達する。平壌からハノイまでの距離は約2760キロにすぎず、飛行に問題はない。
金委員長は1回目の朝米首脳会談当時、安全問題などでチャムメ1号には乗らなかった。ただ、チャムメ1号は随行団を乗せ、会談開催地のシンガポールまでを往復した。
今回、金委員長がベトナムを国賓として訪問する場合、「普通の国家」のイメージをアピールするため、航空機を中国から借りるよりは専用機を利用する可能性が高い。
ただ、北朝鮮は最高指導者の安全を最も重視しており、長距離運航した際の安全性が低いチャムメ1号ではなく、1回目の朝米首脳会談の際と同じく中国から航空機を借りる可能性もある。
1回目と4回目の訪中時のように、金委員長が特別列車に乗り、北京や広州などを経由してハノイまで移動する可能性もある。最も安全な方法とされるが、列車ではハノイまで3日かかるのに加え、中国内での警備や交通規制などの手続きが必要というデメリットがある。
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