握手を交わす康氏(右)と河野氏=15日、ミュンヘン(聯合ニュース)
握手を交わす康氏(右)と河野氏=15日、ミュンヘン(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は15日(現地時間)、ドイツで河野太郎外相と会談した。韓国外交部によると、両氏は朝鮮半島の非核化や恒久的な平和定着に向けた協力、韓国の大法院(最高裁)が日本による植民地時代に強制徴用された韓国人被害者への賠償を日本企業に命じた問題、両国関係の発展方向などについて議論した。 康氏は27~28日にベトナムで開かれる朝米(米朝)首脳会談の開催成功に期待を表明。完全な非核化や朝鮮半島の恒久的な平和定着の実質的な進展に向け、韓国と日本の両国が共に努力するよう要請。河野氏は朝米首脳会談で実質的な成果が出ることに期待を示し、朝鮮半島問題で韓日・韓米日の意思疎通を続ける考えを明らかにした。 韓国大法院が日本企業に強制徴用被害者への賠償を命じた問題を巡っては、康氏は韓国政府の立場を説明し、河野氏は日本政府の立場を伝えた。 両氏は両国の間で難しい問題が多くあるほどさまざまなレベルで意思疎通と交流を続ける必要があることで一致した。
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