粒子状物質特別対策委の初会合で発言する李首相(左から3人目)=15日、ソウル(聯合ニュース)
粒子状物質特別対策委の初会合で発言する李首相(左から3人目)=15日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の李洛淵(イ・ナクヨン)首相は15日、政府ソウル庁舎で開かれた粒子状物質(PM)特別対策委員会の初会合に出席し、「粒子状物質(問題)解決のための協力を中国に求めることは、中国のためにも必要だ」と述べた。 李首相は中国から多くの粒子状物質が飛来していることは既に立証されているとして、「中国の責任ある協力を改めて要望する」と強調した。 一方、韓国内では老朽化したディーゼル車を削減し、工事現場の稼働時間を調整するなどの措置を履行するために国民の協力が必要だと呼びかけた。 また、政府は粒子状物質による大気汚染を「災害」に準じる問題と認識し、2022年までに排出量を35%以上削減するとしており、可能であれば目標を超える削減率を達成したいと述べた。 李首相はこの日発足した粒子状物質特別対策委員会に対し、任務を忠実に遂行して国民の苦痛を飛躍的に減らすため寄与してほしいと注文した。
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