昨年1月に行われた会合で手を取り合う(右から)都氏、バッハ氏、金氏(資料写真)=(聯合ニュース)
昨年1月に行われた会合で手を取り合う(右から)都氏、バッハ氏、金氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ローザンヌ聯合ニュース】スイスを訪問している韓国の都鍾煥(ト・ジョンファン)文化体育観光部長官は15日午後(日本時間)、北朝鮮の金日国(キム・イルグク)体育相と共にローザンヌの国際オリンピック委員会(IOC)本部を訪れ、バッハ会長と会談する。

 会談では2020年東京五輪での南北合同チーム結成について具体的な協議が行われる予定だ。

 南北は昨年12月の体育当局会談と競技団体の意見聴取を経て4~5競技で合同チームを結成することで一致した。

 基本的に南北合同チームも五輪の予選段階から参加し出場枠を確保する方針であるため、合同チーム結成のためには国際競技団体などとの協議が必要となる。IOCは南北の提案内容を検討し競技団体と協議するなど調整役を担う。

 合同チームが結成される競技は明らかになっていないが、昨夏のジャカルタ・アジア大会で合同チームを結成した女子バスケットボール、カヌー、ボートが候補として有力視されている。卓球、重量挙げ、柔道も候補に挙がっている。

 また、南北は会談で、2032年夏季五輪の共催を目指す意向も伝える。


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