左上から北朝鮮の開城工業団地、板門駅、都羅山駅(京畿道提供)=(聯合ニュース)
左上から北朝鮮の開城工業団地、板門駅、都羅山駅(京畿道提供)=(聯合ニュース)
【水原聯合ニュース】韓国北西部の京畿道が11日、軍事境界線を挟む非武装地帯(DMZ)内への「南北国際平和駅」(仮称)設置を推進する意向を明らかにした。 現在、朝鮮半島西側の京義線鉄道を利用して北朝鮮へ行くには韓国の都羅山駅と北朝鮮の板門駅で2回停車して出入り審査を受ける必要があり、時間がかかる。両駅の間に国際平和駅を新設し、南北統合CIQ(税関・出入国管理・検疫)機能を持たせることで審査が1回で済むようにしたい考えだ。 京畿道は、南北の分断と対立を象徴するDMZに国際平和駅が設置されれば南北平和のシンボルになると期待を寄せている。 道はこうした内容をまとめた国際平和駅の新設案を政府に提出する方針。ただ、アイデアレベルの提案で、実現の可能性は不透明だ。
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