金氏(右)とビーガン氏(資料写真)=(聯合ニュース)
金氏(右)とビーガン氏(資料写真)=(聯合ニュース)
◇米朝実務者が平壌で2日目協議 非核化巡る駆け引き本格化 北朝鮮と米国による2回目の首脳会談に向けた実務協議が7日、2日目に入った。北朝鮮の金赫哲(キム・ヒョクチョル)元駐スペイン大使と米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表は北朝鮮・寧辺の核施設の廃棄や朝米の連絡事務所設置、北朝鮮への人道支援、朝鮮戦争の終戦宣言などを巡り、駆け引きを続ける見通しだ。非核化の見返りに北朝鮮が求める米側の相応の措置に制裁緩和が含まれるかどうかが争点になるとみられる。◇韓国・現代峨山 北朝鮮・金剛山で創立20周年記念行事へ 北朝鮮の金剛山観光事業を手掛ける韓国の現代峨山は、創立20周年(5日)を記念する行事を8~9日に北朝鮮の金剛山で開催すると発表した。同社の社長ら約20人が現地で記念式典などを行う。北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会などの関係者も出席する可能性があるという。◇韓国与野党 米朝首脳会談巡り攻防激化   旧正月の連休を終えて業務を再開した与野党が、27、28日にベトナムで行われる朝米(米朝)首脳会談を巡って激しい攻防を続けている。与党「共に民主党」が朝鮮半島平和体制構築のため超党派での協力の必要性を強調したのに対し、保守系最大野党「自由韓国党」は政府と与党が来年の総選挙に向け南北の融和ムードを利用しようとしているとして懸念を示している。◇米朝首脳会談 中国が「仲介役」に浮上  2回目の朝米首脳会談の日程と開催地が確定し、米中首脳会談も同時期に開催されるとみられる中、中国が果たす「仲介役」としての役割に関心が集まっている。今年初めに行われた朝中(中朝)首脳会談では、非核化へのロードマップの入り口とされる北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の国外搬出など、核問題を巡る朝米交渉の中核となる内容について議論したとの見方もあり、中国の存在感が強まっている状況だ。◇フレックスタイム制拡大巡る議論 来週にも結論  平均週52時間の上限内で一定期間の労働時間を調整するフレックスタイム制の拡大を巡って進められている労使間の対話が、来週にも完了する見通しだ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領直属の諮問機関、経済社会労働委員会傘下の労働時間制度改善委員会は、8日と11日に全体会議を開いて労使間の最終合意を模索する予定だ。フレックスタイム制拡大について、経営者側は対象期間を現行の3カ月から最長1年に拡大し、導入条件を緩和するよう求めているが、労働者側は労働時間の短縮が優先だとして反発している。
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