祭壇に飾られた金さんの遺影=31日、ソウル(聯合ニュース)
祭壇に飾られた金さんの遺影=31日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者で28日に亡くなった韓国人女性、金福童(キム・ボクドン)さんの遺体が安置されているソウル・セブランス病院の葬儀場には日本からも市民団体メンバーらが弔問に訪れている。 日本の市民団体「日本軍『慰安婦』問題解決全国行動」の梁澄子・共同代表は弔問後、生前の金さんについて、「憧れの活動家だった。いつもわれわれが進むべき方向を示してくれた」と振り返った。また、「(金さんのおかげで)これまで成し遂げたことが多くあるが、生前に日本政府の謝罪と賠償を得ることができず申し訳なく思っている。ハルモニ(おばあさん)を記憶したい。それが少しでも平和な世の中をつくる道だと思う」と語った。 韓国の市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」によると、31日までに日本から20人以上が弔問に訪れたという。 金さんの告別式は2月1日午前、ソウルの日本大使館前で営まれる。
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