ダボスで記念撮影する黄昌圭氏(右)とアップルのティム・クックCEO(KT提供)=(聯合ニュース)
ダボスで記念撮影する黄昌圭氏(右)とアップルのティム・クックCEO(KT提供)=(聯合ニュース)
【ダボス聯合ニュース】韓国通信大手KTの黄昌圭(ファン・チャンギュ)会長はこのほどスイスで開かれた世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)のインターナショナル・ビジネス・カウンシル(IBC)で次世代高速通信規格「5G」について、「米国、中国より韓国が優れた技術とサービス、インフラを持っており、5Gを主導している」と述べた。  元サムスン電子の技術責任者で、携帯通信事業者の国際業界団体GSMアソシエーション(GSMA)理事会のメンバーでもある黄氏は「ミスター5G」の異名を持つ。 黄氏は華為技術(ファーウェイ)を前面に中国が5Gを主導していくと言っているが、ファーウェイはあくまでも機器メーカーであり、韓国の5Gは高速通信、超多地点同時接続、超低遅延のすべてを実現した知能型プラットフォームだという点を強調した。 トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が5Gを主導すると公言していることに関しては、米中の5Gの競争力は装備に関するものだと述べた上で、ネットワークの枠を越え自動運転や遠隔治療などを可能にするプラットフォームを持つことの重要性を説いた。 黄氏はダボスでの記者懇談会で「5Gを装備だけで理解していた最高経営責任者(CEO)たちが(自身の)説明を聞いて、5Gに高い関心を示した」と述べている。 同氏はダボスで米アップルのティム・クックCEOと9年ぶりに再会した。クック氏は5Gを見るために訪韓するか、黄氏を米国に招待する意向を示したという。
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