韓国の主要貿易港(資料写真)=(聯合ニュース)
韓国の主要貿易港(資料写真)=(聯合ニュース)
◇韓国の18年GDP成長率2.7% 6年ぶり低水準 韓国銀行(中央銀行)が22日発表した2018年の実質国内総生産(GDP、速報値)は、前年に比べ2.7%増加した。2年連続の3%台成長とはならず、12年(2.3%)以来6年ぶりの低水準にとどまった。海外要因としては米中貿易摩擦の長期化が、国内では自動車など主力産業の不振に加え、これまで成長を支えてきた半導体の輸出鈍化が響いた。設備投資の伸びはマイナスとなり、建設景気も下降局面に入った。◇米朝首脳会談の準備本格化 板門店で追加協議か 米国と北朝鮮がスウェーデンでの実務協議を終え、2月末をめどに予定されている2回目の朝米(米朝)首脳会談の具体的な準備に入った。双方はこれまでの協議を反映し、戦略を練った上で追加協議を行う見通しだ。一部では次回の実務協議の日程と場所がある程度具体化したのではないかとの観測も出ており、場所は保安上の理由や北朝鮮側の便宜性の面から南北軍事境界線がある板門店が有力とみられる。 ◇教育部などに「落第点」 政府業務評価 韓国国務調整室が報告した2018年の政府業務評価によると、教育部は大学入試制度の改編過程で混乱を招いたほか、英語教育に対する方針が定まらず教育政策に対する信頼性を失墜させたとして最低ランクの評価を受けた。このほか法務部、環境部、雇用労働部、統計庁など七つの官庁も最低評価とされた。◇銀行がローン金利の計算式公開へ 金融当局が改善策施行 金融委員会、金融監督院、銀行連合会、金融研究院は銀行の融資金利算定改善策を今年1~3月期から施行すると発表した。地方銀行などがローンの金利を不当に高く計算したとして摘発されたことを受けた措置で、融資の際に金利の計算式の情報を提供するほか、融資担当者が金利を高く設定した場合に処罰する法的根拠も設ける。
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