英下院でEU離脱合意案が否決され硬い表情を浮かべるメイ首相=15日、ロンドン(EPA=聯合ニュース)
英下院でEU離脱合意案が否決され硬い表情を浮かべるメイ首相=15日、ロンドン(EPA=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は16日、英下院が欧州連合(EU)との離脱合意案を否決したことを受け、外交部、産業通商資源部、企画財政部、関税庁など関係官庁による対策会議を開き、対応策を協議する。

 英国は3月29日にEU離脱を控えている。合意なき離脱に至った場合、韓国とEU間の自由貿易協定(FTA)に基づき韓国の輸出・輸入品に適用されていた優遇関税の恩恵がなくなり、経済への影響が懸念される。

 韓国とEU間で締結された九つの協定のうち、FTA、税関協力協定、競争分野協力協定などを改正する必要があり、韓英航空協定、原子力協定なども修正しなければならなくなる。

 韓英両国は23日にロンドンで、韓英FTA締結などEU離脱合意案否決による対応策を講じるための局長クラスによる交渉を行う予定だ。


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