金副委員長(手前左)とポンペオ長官(同右)が近く、朝米首脳会談開催を調整するため協議する可能性がある=(聯合ニュース)
金副委員長(手前左)とポンペオ長官(同右)が近く、朝米首脳会談開催を調整するため協議する可能性がある=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の対韓国・外交政策を担う金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長が早ければ17~18日ごろに訪米し、ポンペオ米国務長官と協議する可能性があることが15日、外交筋の話で分かった。2回目の朝米(米朝)首脳会談開催を調整するための高官協議となる。

 朝米関係に詳しい外交筋は「朝米は高官協議を行おうと、具体的な話し合いを進めていると承知している」と伝えながら、ポンペオ氏のスケジュールを踏まえると高官協議は17~18日ごろ可能との見方を示した。

 別の外交筋も、朝米が接触を続けており、高官協議に向けた流れがあるとした。ただ、ポンペオ氏の外交日程に合わせなければならず、まだ見守る必要があるとした。

 昨年11月にも金氏が訪米を予定したが、延期されている。

 金氏が近く米ワシントンでポンペオ氏と協議すれば、来月とも予想される2回目の朝米首脳会談の具体的な時期や場所などが決定すると見込まれる。金氏がトランプ米大統領に会う可能性もあるとされる。


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