ソウル市は昨年、指定金融機関を今年から複数にすることを決め、メインバンクに新韓銀行、サブバンクにウリィ銀行を指定した。
新韓銀行は1982年、在日韓国人が中心となり、韓国で発足した。指定金融機関の変更は、1915年に朝鮮商業銀行(ウリィ銀行の前身)と協定を締結して以来104年ぶり。
今回指定金融機関となった銀行は2022年12月31日までの4年間、ソウル市の資金の保管・管理業務を行い、新韓銀行はソウル市の歳入金受納と今年36兆ウォン(約3兆4900億円)に上る一般・特別会計支出などを、ウリィ銀行は約3兆ウォン規模の基金管理を担当する。
朴元淳市長は「指定金融機関の変更を機に税金納付システムをアップグレードし、市民にとってさらに便利な納付サービスを提供する」と述べた。
Copyright 2019(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0