開店式の様子=9日、ソウル(聯合ニュース)
開店式の様子=9日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル市は9日、同市庁で「新韓銀行市庁金融センター」の開店式を開いたと発表した。開店式には朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長、魏聖昊(ウィ・ソンホ)新韓銀行頭取、申元徹(シン・ウォンチョル)ソウル市議会議長など約100人が出席した。

 ソウル市は昨年、指定金融機関を今年から複数にすることを決め、メインバンクに新韓銀行、サブバンクにウリィ銀行を指定した。

 新韓銀行は1982年、在日韓国人が中心となり、韓国で発足した。指定金融機関の変更は、1915年に朝鮮商業銀行(ウリィ銀行の前身)と協定を締結して以来104年ぶり。

 今回指定金融機関となった銀行は2022年12月31日までの4年間、ソウル市の資金の保管・管理業務を行い、新韓銀行はソウル市の歳入金受納と今年36兆ウォン(約3兆4900億円)に上る一般・特別会計支出などを、ウリィ銀行は約3兆ウォン規模の基金管理を担当する。

 朴元淳市長は「指定金融機関の変更を機に税金納付システムをアップグレードし、市民にとってさらに便利な納付サービスを提供する」と述べた。


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