金正恩氏のソウル訪問について、ソウル市民の68.0%が「賛成」、22.4%が「反対」と答えた(ソウル市提供)=(聯合ニュース)
金正恩氏のソウル訪問について、ソウル市民の68.0%が「賛成」、22.4%が「反対」と答えた(ソウル市提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ソウル市民の10人中7人は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)のソウル訪問に賛成していることが分かった。 ソウル市は30日、市内在住の満19歳以上の2000人を対象に7~13日に実施した「南北交流協力事業意識調査」の結果を発表した。それによると、金委員長のソウル訪問について68.0%が「賛成」、22.4%が「反対」と答えた。 男性回答者の賛成の割合(70.3%)が女性回答者(65.8%)より高かった。年齢別では30代と40代の賛成の割合がそれぞれ68.4%、77.8%で、20代(59.8%)、50代以上(65.1%)に比べ高かった。 一方、南北統一の必要性については74.2%が「必要だ」と答えた。統一が必要な理由としては「統一された韓国がさらに先進国になるため」が43.3%で最も多かった。 今後5年間の南北関係の見通しも「良くなる」との回答が71.8%を占め、「悪くなる」(4.6%)より圧倒的に多かった。 今後5年以内に最も急がれる対北朝鮮政策は「北の非核化措置」(53.3%)、「南北間の軍事的緊張緩和」(20.9%)、「南北間の政治的信頼構築」(11.8%)などの順だった。 しかし、北朝鮮の非核化の可能性については「可能性が低い」との回答(49.0%)が「可能性が高い」(45.2%)をやや上回った。
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