今年5月、インド・ニューデリーのショッピングモールで韓国食品メーカーが即席麺の試食イベントを開いた(資料写真)=(聯合ニュース)
今年5月、インド・ニューデリーのショッピングモールで韓国食品メーカーが即席麺の試食イベントを開いた(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の即席麺の年間輸出額が今年4億ドル(約450億円)を超えることが確実視されている。 韓国農水産食品流通公社(aT)によると、1~11月の即席麺の輸出額は前年同期比11.2%増の3億8500万ドルで、昨年通年の輸出額(3億8100万ドル)を既に上回った。 1~11月の輸出額を月平均に換算すると3500万ドルで、この勢いが続けば年間輸出額4億ドル突破が確実だとaTはみている。4億ドルを達成すれば、昨年の3億ドル突破に続き過去最高を更新することになる。 aTは即席麺の輸出好調について、米国と東南アジアでの人気が続いている上、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備に反対する中国の報復措置の影響が和らいだ結果だと説明した。 一方、1~11月の農林水産食品の輸出額は85億6000万ドルで前年同期比2.6%増加した。 輸出先別にみると、日本が19億4000万ドルで最も多く、次いで中国が13億8000万ドル、米国が9億8000万ドル、ベトナムが5億3000万ドルなどの順だった。前年同期に比べ日本向け(0.3%減)は減少したが、中国(1.2%増)、米国(0.2%増)、ベトナム(1.0%増)への輸出は増加した。 農林畜産食品の輸出額は同2.4%増の63億7000万ドル、水産食品の輸出額は同3.1%増の22億ドルだった。
Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0